探偵への調査依頼というと、「費用が高額なんじゃないの？」とか「なんとなく相談しづらい」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし探偵の不倫調査の報告書は、慰謝料を請求するときや離婚を相手に拒否されたときに交渉を有利に進めるための重要な資料になり得ます。

今回は看護師の妻の不倫を疑った夫の事例と、実際に探偵が行った対応をご紹介したいと思います。

※本相談事例は事実に基づき執筆しておりますが、個人・団体・施設等の特定を避けるため一部改変しております。

妻の出勤状況が実際と違う？妻の不倫を疑った夫の調査事例

相談者（夫）：わたる（仮名）38歳　会社員　岡山市在住

妻：ひかる（仮名）37歳　看護師　岡山市在住

妻のひかると私は、10年前に結婚しました。

ひかるは岡山県内の総合病院に勤めており、私は岡山市内のIT企業で会社員をしています。

お互い勤務形態が異なり、休日もなかなか合わないですが、夫婦内でコミュニケーションをしっかりとることを意識していました。

2，3か月に1回は休みを合わせて遠出したり、旅行したりしていましたし、普段の生活で食事はなるべく一緒にとるというルールを作っていたので会話もあり夫婦仲は良好でした。

不倫を疑うようになったのは、ひかると同じ職場で働く友人と話をしたとき、出勤のスケジュールの辻褄が合わないことからでした。

妻の働く病院は、3交代制の勤務で、出勤する時間は朝・昼・夜とバラバラです。

出勤時間や帰宅時間が異なるのは仕方ないことだと思い、今までは気にもしていませんでしたが、友人の話を聞いてからひかるの行動がすべてあやしく感じてきました。

ひかるが不倫していると疑いを持ちながら仕事するのはしんどいと思い、自分で調べようかとも思ったのですが、共通の知り合いに顔が割れていることもあり断念しました。

なにか打開策はないかと考えていたところ、ふと探偵のネット広告を目にしました。

「そうか探偵に依頼すればいいんだ」と思い、早速岡山市内の探偵事務所を探し相談してみることにしました。

当事務所の対応

相談者のわたるさんは、妻のひかるさんが不倫しているかどうか確かめたいという思いから当事務所に来所してくれました。

わたるさんは不倫を疑ってから、今まで以上に妻の行動に注意を払っているようで、非常に有力な情報を提供してくれました。

有力な情報とは、土曜日の出勤時間です。

わたるさんによると、土曜日はひかるさんの夜勤の日だそうで、以前は22時過ぎに自宅を出ることが多かったとのことでした。

しかし、不倫の疑いを持ち始めたあたりから、出勤時間が20時になったようです。

わたるさんの協力により、不倫している可能性が高い日時を絞り込めたので、調査日を土曜日に設定し、行動を開始しました。

不倫調査は、対象者が配偶者とは別の異性と性的関係にあるとみなされるような証拠を得られることが非常に重要です。

とはいえ不倫関係といっても、会ったら必ず性的行為をするわけでなく、食事やデートで終わってしまうこともあります。

しかし、今回は調査日初回から大きな進展がありました。

調査日当日、ひかるさんは20時すぎに自宅を出て自分の車で移動を開始しました。

調査員もひかるさんを車で尾行を開始したところ、勤務先の総合病院とは全く別の方向に向かっていました。

ひかるさんは途中、コンビニへ立ち寄り、食料品を中心に一人分とは思えないほどの買い物をしました。

買い物を終え、ひかるさんは再び移動を開始し、コンビニから20分程度車を走らせました。

目的地は住宅街の一角にあるマンションだったようで、そのマンションの駐車場に車を止め、マンションの中に入っていきました。

目的地のマンションはオートロックではなかったため、そのまま尾行を続行し、ひかるさんが入って行った部屋を確認することができました。

ひかるさんがマンションの一室に入ったのは20時50分頃のことでした。

その後、部屋から再度移動を開始することはなく、翌朝8時30分頃まで出てきませんでした。

わたるさんから話を聞くと、ひかるさんは外出の理由を夜勤だと告げており、通常夜勤の場合には翌日の9時に帰宅するので勤務終了時間に合わせて帰宅したのだろうとのことでした。

初回の調査は、ひかるさんがマンションの部屋から出てくるところを写真におさめて終了となりました。

初回の報告をわたるさんにしたところ、土曜日を中心に調査を継続してほしいとのことでしたので、その後4回の調査を開始しました。

わたるさんがひかるさんの行動パターンの傾向を調べてくれていたので、すべての調査でひかるさんがマンションの部屋を出入りしている写真を撮影することができました。

すべての調査が終了した後、わたるさんに調査報告書を確認してもらったところ、ひかるさんの不倫相手は、総合病院で働いている独身の勤務医だったことが判明しました。

まとめ

今回は、看護師の妻の不倫を疑った男性の調査事例を紹介していきました。

不倫調査は、今回の相談者であるわたるさんのように、対象者の夫や妻として知られているため、自力で行うのは困難である場合があります。

このようなとき、自力で解決を目指そうとすると、対象者に尾行がバレてしまい、証拠が掴めないということにもなりかねませんので、探偵に協力してもらうのも手段のうちです。

岡山浮気調査相談所は、妻や夫の不倫を疑っている方に代わり、不倫調査を行っております。

お困りの方は一度当事務所にご連絡ください。