探偵と興信所はどちらも依頼を受けて調査を行う機関ですが、浮気調査や素行調査などを依頼したいときにはどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、探偵と興信所の違いや選ぶうえでの注意点について解説します。

探偵と興信所の違いとは

探偵と興信所はどちらも同じような業務を請け負っていると思われがちですが、実際には依頼内容によって得意分野が分かれています。

探偵は一般の個人や弁護士から依頼を受け、浮気調査や素行調査、行動調査などを行います。

調査対象の行動や身元の張り込みや尾行、聞き込みなどによって調査するのが得意です。

一方、興信所は企業や法人からの依頼で、信用調査や雇用調査、取引先調査などを行います。

企業の信用や経営状況を、データ収集や企業訪問、信用情報の確認などにより調査します。

しかし、探偵と興信所は法律などで区別されているわけではありません。

探偵が信用調査や雇用調査を行ったり、逆に興信所が浮気調査を行ったりする場合もあります。

選ぶうえでの注意点

浮気調査や素行調査などを依頼したいとき、信頼できる探偵業者を選ぶためのポイントについて解説します。

探偵業法で定められた届出証明書を掲示しているか

探偵業法は、探偵業者による違法または不当な調査を防ぎ、依頼者や調査対象者のプライバシーや権利を守ることを目的に作られた法律です。

無届営業は違法となるため、「探偵業届出証明書」の掲示があるか確認してください。

契約前に重要事項説明がされているか

探偵業法第8条に基づき、探偵業者は依頼者に対して、契約前に以下の項目を書面で説明することが義務付けられています。

• 調査の目的や内容
• 調査方法と実施期間
• 費用と料金体系
• 調査結果の取り扱い
• 守秘義務について
• 違法調査の禁止
• 契約解除やクーリングオフについて

これらの説明を明確に行わない探偵業者には注意が必要です。

口コミや評判を確認

探偵業者を選ぶ際には、口コミや評判を確認することがとても大切です。

探偵業は専門性が高く、業者によって調査の内容や精度に大きな差があります。

信頼できる業者を選ばないとトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、口コミや評判を確認してください。

まとめ

探偵と興信所は、それぞれ得意とする調査分野が異なるので、依頼内容に適した業者を選択することが大切です。

探偵業者を選ぶ際には、探偵業の届出や重要事項の説明があるか確認し、口コミや評判を事前にチェックすることでトラブルを避けられます。

信頼できる探偵業者を選ぶことで安心して依頼でき、適切な調査結果を得ることにもつながります。

探偵への依頼を検討されている方は、まずはお気軽にお問合せ下さい。